契約書
契約書は、お互いの権利・義務の関係を明確にし、トラブルを予防するために非常に重要な書類です。後日取引先とトラブルが生じた際、契約書がない、または条項があいまいな場合、問題解決により多くの時間と費用を要することがあります。また、契約書は相手が契約を無視した場合の裁判での証拠にもなります。そのため、取引開始前に取引先と書面による合意(契約書締結)をしておくことが重要です。
以下では、契約書に関する注意点と英文契約書についてご説明します。
契約書の注意点
契約書はトラブル予防という意味で大変重要です。取引上のトラブルが生じたときに、契約書がない、または契約条項があいまいな場合、問題解決に多くの時間と費用がかかることがあります。そのため、取引開始前に取引先と書面による合意(契約書締結)をしておくことが重要です。
理論的な理由・法的根拠に基づいた主張で粘り強く交渉
当事務所の代表弁護士中里は、多種多様な業種のクライアントに対し、取引契約その他各種契約に関する法的助言の経験を有しています。厳しい条件交渉においても、理論的な理由・法的根拠に基づいた主張で粘り強く交渉することにより、クライアントにご満足いただける内容で合意できた経験があります。これらの経験を活かし、貴社にとってより良い内容の契約を締結できるよう、契約書の作成及びレビューをサポートいたします。また、ご希望があれば、相手方との契約条件交渉についてもサポートいたします。
契約締結における留意点
当事務所では、貴社にとって最良の内容の契約を締結できるよう、主に以下の点に留意して助言いたします。
(1)取引実態にあった契約書の締結
予期せぬ紛争を防止するために、取引実態にあった内容の契約書を締結することが重要です。取引実態及び取引慣行に則した取引条件を正確に定め、重要度に応じて必要な幅をもたせた契約条項を検討し、助言いたします。
(2)リスク等の洗い出し及びその手当
想定されるリスク及び貴社にとって不利な条項を洗い出し、これらの手当となる契約条項を検討し、助言いたします。
(3)双方が納得する条項の検討
契約締結には通常、双方の希望条件の提示、交渉、譲歩を経て合意に至ります。そのため、貴社にとっての重要な条項を見極め、希望条件の優先順位を検討することが必須です。これらを法的観点から検討し、助言いたします。
英文契約書
国際ビジネスにおける契約書の重要性
海外企業との取引では、国により法令や取引慣行が異なるため、トラブル防止のために契約書が必須となります。国際ビジネスでは、決定事項や協議事項を詳細に契約書に記載することが原則です。そのため、英文契約書は多数の細かな条項からなり、分量が多く、難解になる傾向があります。
外国企業との取引において、以下のようなお悩みがございましたら、当事務所にご相談ください。
- 取引の相手方から英文契約書を提案されたが、内容がよくわからない。
- 取引の相手方から提案された英文契約書の契約条項を修正したい。
- 現在使用している日本語の契約をもとに、英文契約書を作成したい。
貴社にとってより良い内容の英文契約を締結できるよう、英文契約書の作成及びレビューをサポートさせていただきます。